アカデミアとの連携によるシステム・アプリ開発で豊富な実績!

文教地区を拠点に、研究開発支援を得意とするシステム開発企業です

東京都文京区と茨城県つくば市は、多くの大学や研究機関が集まる国内屈指の文教地区として知られています。この2つの街を拠点に活動しているのが、私たちユーワークス。近隣のお客様を中心に、全国の大学・研究機関からご依頼を受け、ITを通じた研究開発支援事業を展開しています(取引実績はこちらをご覧ください→https://youworks.jp/about/)。一般的なシステム開発やソフトウェア開発だけではなく、AI技術を用いた画像解析、統計処理、BLE通信を用いたスマホアプリ開発などを得意とし、省エネや医療等をはじめ各分野の先端研究をITで支えています。

当社が科学技術領域のシステム開発に強い理由

1)アカデミックなシステム開発案件において経験豊富なエンジニア陣

一般的な企業向けのシステム開発と科学技術・医療分野によるシステムの開発には、大きな違いがあります。使用する技術やプログラミング言語ではありません。違うのは、開発のプロセスにおいて必要とされる情報収集・処理能力と提案力。科学技術分野においては、研究者を相手にヒアリングや要件定義を行う際、ITの知識だけでなく「お客様の研究内容を理解する力」が求められます。専門分野の学術論文を読まなければならないケースも少なくありません。知識領域がITに偏ったエンジニアの場合、こうしたアカデミックな知識の習得に対応できない可能性があります。その点、当社には学術的素養を持つエンジニアが揃っており、なおかつ科学技術分野の研究開発支援を長く手掛けてきた経験とノウハウがあります。それゆえ研究者と信頼関係を構築し、専門的な分野におけるシステムも企画段階から適切に提案・開発することが可能となっています。

2)少数精鋭ゆえの柔軟な対応力

大手企業を含め、一般的なシステム開発企業があまり積極的に科学技術分野の研究開発支援を手がけない理由のひとつとして、開発コストの増大が挙げられると言われています。未知の領域に挑む研究開発においては、システム開発プロセスも複雑な試行錯誤を必要とするケースが多いもの。個々の案件において労力がかかる割に、そのノウハウを流用できる市場が狭いため、効率や利益を重視する大手企業にとっては参入しにくい分野と考えられます。その点、私たちは少数精鋭の開発会社であるため、開発コストに関してある程度柔軟に対応することが可能です。また、ユーワークスは短期的な利益ではなく、お客様と長期的にパートナーシップを構築していくことを重視しています。それゆえ、研究者のニーズに妥協なく応え、質の高いシステムを提供することが可能となっています。

3)ハード・ソフト両面の広範なIT技術

近年、IT業界ではWebシステムの開発に特化したシステム開発企業が増えています。しかし研究開発支援においては、Web関連技術だけでは対応しきれない場合もあります。クライアントサーバーシステムなどのレガシーな技術が活かされるケースもありますし、IoTの進化に伴い、組込みソフトウェア開発が必要とされるケースも増えてくるでしょう。ユーワークスは特定の技術に特化することなく、これらハード・ソフト両面の開発に対応できる基礎的な技術力を強みとしています。むやみに流行を追うことなく、ITテクノロジーの本質を大切にする姿勢が、あらゆるニーズに対応できる高度な応用力を生み出しているのです。

事例(1)建築研究所と共同開発「非住宅建築物適合性確認システム」

国立研究開発法人建築研究所は、住宅・建築・都市計画技術に関する研究開発を行う公益法人です。事務所や病院、学校などの非住宅建築物を対象とした省エネルギー基準の見直しに伴い、その適合性確認のためのシステム開発をユーワークスが担当しました。このプロジェクトは国土交通省による補助事業の一部であり、多くの建築関係者が利用するため、日本全体の生産性に関わる重大なもの。開発においては、ユーザーのストレスを軽減すると同時にブラウザ上でのトラブル発生を防ぐため、Excelファイルを配布して情報を入力してもらい、そのファイルをアップロードして計算するという仕組みを採用しました。建築分野における省エネに役立つ、ユーザビリティの高いシステムとして高く評価いただきました。建築物省エネ法に関するシステム開発実績については詳細ページをご覧ください(詳細はこちら

 

事例(2)医工連携で開発するスマートデバイス型生体情報モニタ

BLE (Bluetooth Low Energy)を用いたスマートデバイス型生体情報モニタの開発をユーワークスが担当しました。本案件は当社初の医工連携プロジェクトとして(株)フジタ医科器械様との連携で開発が進められ、体に装用したセンサーから 心電、血圧、脳酸素飽和度、体表温度データを取得し、完全ワイヤレスでスマートデバイス型の生体情報モニタに信号を送信し、臨床現場で必要となる生体情報を1画面に全表示するアプリとなっております。可搬型という点で救急災害現場等での活用が多いに期待されています。この他にもAI技術を用いた医療用画像解析等の開発実績もございます(詳細はこちら

 

事例(3)コメットアッセイによるDNA損傷度合画像解析ソフト

cometソフト画面
コメットアッセイは、変異原性試験のなかでもDNA損傷性を指標とする試験系に分類されます。特に、軽微な細胞・DNAの損傷に対する反応が高いことが特徴です。本ソフトウェアは、このコメットアッセイによって電気泳動を行った細胞(コメット)の写真を高速に分析できるソフトウェアです。コメットアッセイによって処理された標本の顕微鏡写真から細胞を自動的に認識し、Tail Length、DNA Migration、Olive Tail MomentなどのDNA損傷度を表す指標を計測することができます。画像中に複数の細胞が存在する場合でも、各細胞を自動で識別し、分析するため、汎用画像ソフトで分析する場合と比べて試験実施者の負担を大幅に軽減することが可能です。(詳細URL/https://youworks.jp/topics/352/

 

 

お気軽にご相談ください!

上記事例は、あくまで当社が手掛けた研究開発支援案件のごく一部に過ぎません。今後も省エネ・医療などを中心に幅広い研究分野で実績を積み重ね、「研究開発支援と言えばユーワークス」と信頼いただけるような企業を目指していきたいと考えています。また最近はディープラーニングの応用研究案件の実績も着々と増えております。ご関心をお持ちになった方は、どうぞお気軽にご相談ください。