コメットアッセイによるDNA損傷度合画像解析ソフト

(株)ユーワークスでは、医療機器メーカー、大学、各種研究所に対する「研究開発支援」に力を入れておりますが、今日はその開発事例の一つとして「コメットアッセイによるDNA損傷度合画像解析ソフト」をご紹介します。コメットアッセイは、変異原性試験のなかでもDNA損傷性を指標とする試験系に分類されます。特に、軽微な細胞・DNAの損傷に対する反応が高いことが特徴です。本ソフトウェアは、このコメットアッセイによって電気泳動を行った細胞(コメット)の写真を高速に分析できるソフトウェアです。コメットアッセイによって処理された標本の顕微鏡写真から細胞を自動的に認識し、Tail Length、DNA Migration、Olive Tail MomentなどのDNA損傷度を表す指標を計測することができます。画像中に複数の細胞が存在する場合でも、各細胞を自動で識別し、分析するため、汎用画像ソフトで分析する場合と比べて試験実施者の負担を大幅に軽減することが可能です。

comet

ソフトの特徴

● 画像を指定してボタンをクリックすれば、全自動でコメットの探索・分析を行います

● 複数画像を同時に分析できるため、試験時間を大幅に短縮できます

 

出力仕様について

● 出力仕様表(PDF)

 

本ソフトを用いた論文実績例

● http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19925857

● http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19043273

 

本ソフトについて

※ 本記事にあるコメットアッセイ開発支援ソフトについては現在はパッケージソフトとしての販売しておりません。あくまでも過去の開発実績としての掲載となります。

当社では医療機器メーカー、大学、各種研究所に対する「研究開発支援」に力を入れております。試作ソフトウェアの開発相談には積極的に乗りますのでお気軽にご相談ください。詳しくは当社ホームページのお問合せフォームからご連絡ください