ユーワークス新入社員インタビュー2026 競プロ歴5年・京大院卒の新入社員が語る!

2026年7月某日、4月に新卒入社した岡本拓己さん(京都大学大学院卒)にインタビューを行いました。入社からまもなく4ヶ月。彼がユーワークスを選んだ理由、入社前の不安、現在の研修状況、そして今後の目標等について語っていただきました。
――大学院ではどのような勉強・研究をされていたのですか?
岡本さん:大学院では「フラクタル幾何学」という数学の分野を専攻していました。フラクタルとは、簡単に言うと「自分自身の中に自分と同じ形が含まれている(自己相似性をもつ)」図形のことです。自然界だと、木の形や雲の形、山肌などにもよく見られます。
一般的な図形の次元は整数(線なら1次元、正方形なら2次元など)ですが、フラクタル図形では1.5次元や2.3次元といった「小数次元」をとることが知られています。様々なフラクタル図形の次元を計算することが僕の研究テーマでした。
シェルピンスキーガスケット。最も代表的なフラクタル図形の一つで、三角形の構造が無限に繰り返されている。次元はlog3/log2 ≒ 1.58。
ロマネスコ。フラクタル構造を持つ野菜の代表例。蕾が規則的に並んでいることで、一部分を拡大すると全体と同じ形が観察できる。
――数学の研究からプログラミングの世界へ進まれた背景を教えてください。
岡本さん: 大学時代(京都大学 総合人間学部)に幅広い分野を学ぶ中で、数学に限らず他分野の先生からも「フラクタル」というキーワードを耳にしたのが研究のきっかけでした。何か研究するのであれば、いろんな分野に繋がりがあるものが面白いと思ったので。
研究内容自体が直接プログラミングに直結しているわけではありませんが、数学で培った「論理の組み立て方」や「複雑な問題を1つ1つの小さなパーツに分けて解くアプローチ」は、現在のプログラム設計やプロジェクトの流れを見るといったところに繋がっていると感じます。
また、プログラミング自体は大学2回生の秋から本格的に始めました。当時は大学の授業で学んでいる程度だったのですが、授業外でもプログラミングを継続的に学んでいくことは、この時代大切だろうと考えていました。ただ、いきなりアプリ製作に挑戦したときはすぐに挫折してしまって。そんなとき、古くからの友人が競技プログラミング(競プロ)をやっていると聞き、始めてみるとゲームとして楽しみながらプログラミングを学んでいけたので、今日まで約5年続いています。教えてくれた友人への競争意識もあったと思います。その人がやっているなら自分も始めて、勝ちたいなと思っていました(笑)
――就職活動にはどのような方針で臨んでいましたか?
岡本さん:僕の場合、博士進学まで考えて結構悩んでいたので、まずあまり就活をガチガチにやろうという感じではなかったです。ユーワークスにはpaiza経由で入っていますが、競技プログラミングのAtCoderJobsにも登録をして、プログラミングスキルを生かせるような良い職場があれば見てみよう、なければ博士課程に進もうという方針で最初はやっていました。ただ、修士1回生の12月くらいに博士進学に後ろ向きになった時期があり、その時にpaizaをポチポチ見ていたところユーワークスを見つけました。
――ユーワークスに興味を持ったきっかけや入社の決め手を教えてください。
岡本さん:聞いたことのない会社でしたが、新卒初任給も他の企業さんよりも高めでしたし、何より「関東ITSに入っているじゃないか!いい会社だな。」という印象でした。僕は大学生の時に大きめの病気をしたことがあって、手厚い保障制度である関東ITソフトウェア健康保険組合の存在は知っていたんです。自分がまた大きな病気にかかった時のリスクヘッジになるし、何より安心して働けるという点で、僕にとって非常にポイントが高かったですね。
また、先月も1カ月ほど実家から仕事をしていたのですが、「リモートで働く必要があるときに何の支障もなく働ける会社」という点も決め手になったと思います。
――入社前、何か不安なことはありましたか?
岡本さん:内定をいただいたのが早い時期(入社の約1年前)だったので、「この先1年の間にどうしても博士課程に進学したくなったらどうしよう。」といった自分自身の気持ちの変化に対する漠然とした不安は少しありました。ですが、博士進学に後ろ向きだったタイミングでちょうどユーワークスという会社に出会えたこと自体に縁を感じていましたし、後悔はしないとも思っていました。というのも、内定後に内定者研修の有無を代表の吉本さんにお聞きした際、「内定者研修などはないので、残りの1年間は学生として今しかできない研究や旅行などに全力で打ち込んでください。」と言っていただいたんです。「今やるべきこと」を尊重し大切にしてくれる会社なんだなと思いましたし、選考で社員の方々の温かさを感じていたこともあって、会社に対する不安は全くありませんでした。
――入社してからの約4ヶ月間、どのようなことをしていましたか?
岡本さん:技術道場(新入社員研修)の中で、プログラミングや開発に関することを、コーディングだけでなく、その背後にあるLinuxやDockerなどのインフラ部分、ネットワークの知識、仮想化技術の話など基礎から学んでいます。
5月頃は自分で何かアプリを作ってみようということで、「フラクタル図形を描くアプリ」を作成し、先輩社員や大学の後輩に実際に使ってもらって、ユーザーからフィードバックを得る経験をしました。6月中旬ごろからは、チーム配属を意識した練習として、研修用の模擬プロジェクトのコード修正、もっと良くするための機能追加やバグ修正の練習に取り組んでいます。ここ3年くらいの技術道場のフィードバックで、「コードを書く練習はあるが、すでに書いてあるコードを読む練習がない。」という課題があったそうで、その課題を踏まえて今年から導入された練習と聞いています。
――技術道場について、すでに改善された部分もあるようですが、さらに改善点があれば教えて下さい。
岡本さん
岡本さん:基礎の部分からじっくりしっかり学べていると思うのですが、ちょっとスケジュールがキツキツに感じる時があります。4カ月の研修期間が8つのフェーズに分けられているのですが、各フェーズがさらに週単位、日単位で細かく分けられていて、それぞれに課題が用意されているんです。指導者の宇田さんや技術習得支援委員会の先輩方からは「日にちの進捗を気にしすぎなくて大丈夫だよ。」と声をかけていただくのですが、やはりどうしても気になってしまうので、もう少し余裕を持ったバッファが多いスケジュールだとやりやすいかなと思います。
――入社前と入社後で、何かギャップを感じたことはありますか?
岡本さん:アプリ開発やWeb開発というと、フロントエンドやバックエンドの開発にざっくりとしたイメージは持っていたのですが、いざやってみると思っていた以上に複雑で、考えることがたくさんあるんだなと研修を通して感じました。
画面を1つ作成するにしても、裏側の設計をしっかり組み立てておかないと、後から機能を追加したりバグ修正したりする際に困ってしまいます。ここ数日はWebアプリの画面を作る部分の研修をしていて、先週くらいまでは裏側のデータ処理の部分を練習していたのですが、こちらもやはり設計部分が大変でした。また、研修用の模擬プロジェクトコードを読んで機能を追加するという練習の時には、コードが若干の問題をはらんでいて、そのコードの設計を直すところから始めることもしました。
こういった大変な部分はありますが、やはり実際に画面が動いてくれると嬉しいし楽しいので、これからも動くものを作る喜びを感じ続けたいなと思います。
――先日数名の社員と対面で会う機会があったそうですが、どんな会だったのでしょう?
岡本さん:同期のいない僕を気遣って、関西在住メンバー+吉本さんでご飯を食べる機会を作って頂きました。吉本さん以外の方とお会いするのは初めてだったのですが、技術や開発について熱く語り合っていて、「本当に技術が好きな方達が集まっているんだな。」と感じました。
また、新入社員歓迎会やよせなべ会(月1回開催されている社員交流のための場)で、皆さんとオンライン上でお話する機会はあって、温かい方が多いなという印象は持っていたのですが、実際にお会いしてみても、やっぱり温かみのある優しい方々だなというのは改めて感じましたね。
――今後の目標について教えてください。
岡本さん:競技プログラミングなどのプライベートな時間も大切にしながら、まずは基本的な技術を身につけて、1日でも早く会社の力になることを目指していきたいです。
――最後に就職活動中の学生に伝えたいことがあれば、一言お願いします!
岡本さん:僕はたまたま見つけた会社で、とりあえず面接を受けてみたら内定を頂けて、そのまま就活を終えたという再現性のない就活をしてしまったので、あまり何も言えないのですが…。ただ、気になる会社やいい会社はないかなというのは、ちょっと気にはしていて、ちょくちょく調べて、その中でユーワークスを見つけたので、実際に面接を受けるまではしなくても、どんな会社があるかを調べて、ちょっとでも気になる会社を見つけてピックアップをして、カジュアル面談は本当に気軽に受けていいと思うので、そこで相性が合う会社を見つけられたら良いのかなと思います。
