社員インタビュー:ゾウゾウアウン
やりがいのある仕事とミャンマー進出計画に惹かれて入社
私はミャンマー出身で、現地の大学でシステム開発を学びました。卒業後5、6年の間、現地のIT企業でエンジニアとして働いていたのですが、ある日本の企業がミャンマーで事務所を立ち上げたのを機に、私もそこに入社することになりました。近年、ミャンマーは経済的に急発展を遂げつつあり、日本企業の進出も増えています。私はその会社で技術を磨くと共に日本語を学び、日本語検定2級を取得。来日したのは今から3年ほど前のことです。来日後はある派遣会社に入社したのですが、プロジェクトが途切れると仕事がなくなってしまうこともあり、安定した境遇とはいえませんでした。
正社員として安定的に働ける職場を探しているとき、知人の紹介でユーワークスの存在を知りました。ユーワークスは2017年にミャンマーで子会社を設立する計画を掲げており、ミャンマー人を積極的に採用しようとしていたのです。さらに、ユーワークスでは一般的なシステムの受託開発だけでなく、医療機器産業への集中的な営業展開を進めているところで、将来的に医療機器メーカーを目指すというビジョンにも夢を感じました。ミャンマーに戻って働けることと、モノづくりにもかかわれる仕事の魅力に惹かれて入社を決めました。
上司に遠慮なく相談できる環境だから、どんどんスキルを磨ける
入社後まず参加したのは、建築業界を対象とした省エネ基準算定に関わるシステム開発プロジェクトです。仕事を始めて感じたのは、この会社はエンジニアの成長をきちんとサポートしてくれるということ。以前働いていた派遣会社では、周りに相談できるエンジニアがおらず、必要な技術は自分で調べるしかありませんでした。しかし、ユーワークスには高い技術を持ったエンジニアが多く、上司にも気兼ねなく相談することができます。おかげで余計なストレスを感じずに働くことができていますし、今まで深く知らなかったMicrosoft関連の言語の知識など、役立つスキルをスムーズに吸収することができました。
国籍に関係なく、全社員のワークライフバランスが充実
もうひとつユーワークスに入社して驚いたのは、ワークライフバランスを非常に重視する会社であるということ。以前いた会社では毎日2~3時間ほど残業するのが当たり前で、さらに翌日の仕事のための調べ物なども家でしなければいけませんでした。しかしユーワークスは原則的に残業をしない方針をとっているので、ほぼ毎日午後6時には会社を出てまっすぐ自宅に帰れます。おかげで、平日も妻とゆっくり過ごす時間がとれるようになりましたし、スキルアップのための勉強をする余裕もできました。
ユーワークスの「働きやすさ」は勤務時間が短いことだけではありません。代表の吉本さんや直属の上司をはじめ、みなさんとても親切で温かい人ばかりなので、外国人であることを気にせず快適に働けています。ビザの取得など、外国人就労者に必要な手続きに関する相談にも親身に乗ってくれますし、役所等への手続きを代わりにしてもらったこともあります。もちろん、給与や福利厚生などの労務条件は日本人の社員と全く同等。頑張った分だけきちんと評価されるので、やりがいがあります。
ミャンマー子会社のマネージャーを目指して
ユーワークスでは2017年6月にミャンマーで子会社を設立することが決まっています。現地でミャンマー人のエンジニアを採用してチームを作り、日本で受注したシステム開発を行うというビジネスモデルです。私は現地人エンジニアを管理し、日本との橋渡しを行うブリッジエンジニアとして子会社に常駐する予定です。子会社には私のほかにも日本人の上司が交代で常駐することになりますが、今のところ日本語とITの両方に精通したミャンマー人エンジニアは私だけなので、将来的に現地法人でより大きな責任を持つポジションに就くことができればと思っています。そのために、現在私は日本のオフィスで他のミャンマー人社員たちに技術や日本語の教育をしているところです。ミャンマーは日本との政治的な結びつきも深く、今後の発展が期待される地域。祖国ミャンマーと共に、現地法人を着実に成長させていくことが、私の目標です。