’21卒内定者をご紹介!!(1)[2020/10/28]

2021年4月、ユーワークスに二人の新入社員が入社することになりました。彼らがどのような学生時代を過ごし、どのような方針で就職活動を展開し、そしてなぜユーワークスを選ぶに至ったのか、インタビューを通して本音を語ってもらいました。まず一人目は、大学院で情報工学を専攻している【北村 馨】さん。「スキルアップ」と「働く環境」を重視していたという北村さんがユーワークスを選んだ決め手とは、いったい何だったのでしょうか。

 

「人の役に立つシステム」を目指し、ヒューマンインターフェースを研究

――大学院ではどのような研究をしていますか?

私は大学院で情報工学を専攻しており、ヒューマンインターフェースという分野を専門としています。ヒューマンインターフェースとは、「人と機械とのやりとり」を支援する技術の総称。たとえば人間が打ち込んだ文章をパソコンが自動的に解析し、読みにくい箇所を指摘してくれれば、人間対パソコンの情報のやりとりは従来よりも正確で、効果的なものとなります。私は現在、この技術を応用し「研究ミーティング用資料の校正システム」の研究開発に携わっています。研究の中にはAIの実用化も含まれています。

――なぜヒューマンインターフェースという分野に興味を持ったのですか?

私はもともとシステム開発に興味があったのですが、システムというものはあくまで「使う人のために作らなければ意味がない」という思いがありました。そこで、「人」に重点を置いたヒューマンインターフェースという考え方に惹かれたのです。

 

就職活動では「早期のスキルアップ」と「職場環境」を重視

――就職活動はどのような方針で行っていましたか?

システムエンジニアになりたいという目標を前提として、大きく二つの判断軸を持って就職活動をしていました。一つ目は「なるべく早く現場で開発経験を積み、どこに行っても通用するスキルを磨きたい」ということ。たとえば大手企業では、入社後に長期間の研修がある、現場に出てからもなかなか責任ある仕事を任せてもらえない、といった場合がありますが、それでは一人前のエンジニアになるのに時間がかかります。それよりは、早く責任ある仕事、高度な仕事に挑戦し、実力を身につけられる中小企業のほうが良いと思っていました。そしてもう一つの判断軸は「働きやすい職場環境」。いくら経験が積めるといっても、仕事を無理に詰め込むような環境では充分にパフォーマンスを発揮することはできません。残業が少ない会社で働きたいと考えていました。

 

面接時の誠実な対応に惹かれて入社を決意

――ユーワークスに興味を持った理由を教えてください。

先ほど話した二つの判断軸の両方に当てはまると感じたからです。第一にユーワークスは中小企業なので、入社後すぐにバリバリ実務経験を積むことができます。科学技術分野に特化しているという点にも惹かれました。論文を読んだり研究したりすることが好きなので、大学院で積んだ研究経験が活かせればいいな、と考えています。そして二つ目の「働きやすさ」については、就職活動中に見たどの企業よりも優れていると感じました。特に印象に残っているのは、代表の吉本さんが話してくれた「残業は基本的にさせない。させるとしても、別の日に必ずその分休ませる」という言葉。そんなことを断言する会社は他になかったので、びっくりしましたね。

――最終的に入社を決断した「決め手」は何でしょうか?

代表の吉本さんとお会いして、「この人なら信頼できる」と感じたことです。吉本さんは、企業にとって都合のいい話ばかりするのではなく、常に中立的な立場で誠実に話をしてくれました。私が就職活動の中で悩んでいることなどについても親身に聞き取り、アドバイスをしてくれたことが印象に残っています。実は私は、親から中小企業に就職することを反対されていて、そのことも吉本さんに相談したのです。すると吉本さんは「僕も親だから、親御さんの気持ちはよくわかる。その気持ちを尊重した上で、きちんと親御さんに気持ちを伝えるのがいいと思う」と助言してくれました。さらに以前、同様の状況があった際に、吉本さん自ら遠方の地方都市まで出向いて内定者の親御さんと話をしたこともあると話してくれました。この話に勇気づけられ、私は親と率直に話し合うことができ、私の親もユーワークスの実績を見て「優良な中小企業らしいね。ここで頑張ってみなさい」と認めてくれました。

 

開発とプロジェクトマネジメントの両面で活躍したい

――入社後、どのように活躍してみたいか、抱負を聞かせてください。

プロジェクトマネージャーとして全体のマネジメントに携わりつつ、自らコードも書くというポジションに就くのが理想です。私はもともと、誰かと協力することや、誰かの役に立つことにやりがいを感じる性格で、大学院の仲間と協力して研究をするのも楽しかったし、学生を対象としたティーチングアドバイザーのアルバイトも経験しました。システム開発においても、そうした経験を活かして俯瞰的なマネジメントができるようになりたいと考えています。同時に私はコードを書くことも大好きなので、エンジニアとしての仕事も続けたい。実際にユーワークスでは、マネジメントと開発を兼務している先輩がたくさんいます。早く経験を積み、皆さんのようになりたいです。