家事や育児をしながらでも社会で輝き続ける!![2020/6/17]

こんにちは!システムエンジニア/プロジェクトマネージャーの由水です。私は6年前に異業種からユーワークスへ転職し、プログラマとして経験を積んで、現在は主にプロジェクト管理業務に携わっています。本記事では、私が5月に手掛けた仕事について紹介したいと思います。

 

窓建材等メーカー向けの外皮性能計算システムの開発(プロジェクト管理)

住宅の省エネ性能計算に関するシステム開発は、当社の中核事業の一つ。この「外皮性能計算システム」は、住宅の外皮(外壁、屋根、窓など)の省エネ性能を計算するシステムで、私はこのプロジェクトの管理者として、お客様との折衝やチームメンバーのマネジメントを担当しています。このプロジェクトは私がこれまでに担当した仕事の中でも最も予算規模が大きい上、複数の企業と連携して進める必要があり、各方面への調整に大変苦心しましたが、皆さんの協力のおかげで納品間近となりました。反省も多い仕事でしたが、この経験を今後のプロジェクト管理業務に活かしていきたいと思います。

 

住宅性能表示に関するシステムの保守改修業務(プロジェクト管理)

現在、日本では住宅の性能をわかりやすく表示する「住宅性能表示制度」が法律に基づいて行われています。当社は一般社団法人より依頼を受け、この住宅性能表示に関するシステムを開発しており、継続的に保守改修を行っています。この5月にも、私はプロジェクト管理者としてお客様のご相談を受け、仕様変更に係る検討や調整対応などを行いました。

 

省エネ機器等ポータルサイトの外部設計(プロジェクト管理)

先ほどは住宅外皮の性能計算システムについて紹介しましたが、こちらは一次エネルギー消費量を計算する際に必要となる住宅部品等の情報を掲載したり、機器の登録を行うためのシステムです。このプロジェクトは現在外部設計を行っている段階です。限られた納期の中で正確なシステムを完成させるためには、後工程を見据えた慎重な設計が欠かせません。既存システムからの移行など難しい要素もありますが、ここが正念場と考えて頑張っています。

 

国立大学法人の勤務管理システム保守業務(プロジェクト管理兼保守)

ユーワークスでは、国立大学法人の職員が使用する勤務管理システムを約10年にわたり開発・保守しています。私も入社当初からこのシステムの保守・改修業務に携わっており、現在も継続的にお客様のご要望をお聞きして改修を行っています。古くなったシステムを長く使い続けるためには技術的に難しい部分もありますが、「お客様以上にお客様のご要望を深く理解しようとすること」「システムの機能だけでなく、運用方法についてもベストな提案を行うこと」がユーワークスの考え方。これからもお客様の立場に立って丁寧な保守を続けていきたいと思います。

 

チーム全体のスケジュール管理業務

私は自分の担当するプロジェクトの管理の他に、チーム全体のスケジュールを管理する仕事(スケジュールマスター)も行っています。当社では常に多数のプロジェクトが同時並行で動いていますが、チーム内のメンバーが柔軟に協力して進めていく手法を採っています。目的は、マンパワーを適切に配分することでプロジェクトを円滑に進行させると同時に、メンバーの負荷に過剰な偏りが起こることを防ぐこと。プロジェクトおよびメンバーの状況を網羅的に把握し、適切なアサインを決定することは、なかなか大変です。しかし、事業を拡大していくためには、個々のエンジニアが職人的に仕事をこなすのではなく、「組織」として協力することが欠かせません。実際に近年の当社では、チーム開発が機能していることによって、多くの新入社員を受け入れ育成できていると思いますし、社員数も急速に増え続けています。今後もチームメンバーと話し合いながら、円滑な業務運営に貢献していきたいと思います。

 

つくば開発センターの総務関連業務など

つくば開発センターでの総務関連業務は、概ね私が引き受けています。開発業務と並行して行うのは大変に見えるかもしれませんが、私は自分の主な役割はエンジニアというより、エンジニアたちの能力を最大限に発揮させるマネージャーであると考えています。近年は、かつてつくば開発センターで学生アルバイトとして働いていた若い人たちが、再び正社員として戻って来てくれることも多く、つくばのアルバイト採用担当として嬉しく思います。また、ユーワークスではアルバイト、パートさんにも優秀なエンジニアがたくさんいるのですが、その中には数年前に私が誘った女性の友人もいます。彼女は私と同じく異業種出身の人で、さらに育児中でもあったのですが、今では在宅業務ながらめきめき開発スキルを上げ、頼れるコアメンバーの一人として大活躍しています。性別に関係なく、家事や育児をしながらでも社会で輝き続けることができる。そういう環境がこの会社にあるということは、女性として嬉しく思います。