学術的な専門知識を身に付けたい!![2020/5/13]
こんにちは!メディカルエンジニアリング部 システムエンジニアの今西です。昨年10月にユーワークスへ中途入社して以来、医療系のシステム開発を専門に担当しており、4月も在宅リモートワークで複数のシステム開発に携わっていました。本記事ではこれらの仕事を振り返ってみたいと思います。
歯科診断用Androidアプリの開発
歯科の診断で用いるAndroidアプリの開発プロジェクトにおいて、開発面のリーダーを務めています。部長が固めた要件をもとに設計、実装を行うと同時に、必要に応じて他のメンバーに仕事を指示するという役割です。このような本格的なリーダー業務は私にとって初めてのもので、やりがいを感じると同時に、「他のメンバーが迷わず正確に仕事を進められるよう、的確かつ丁寧なドキュメントを作成すること」の大切さを改めて痛感しています。個人的に特に心がけたのは、後でテストがやりやすい設計。常に後の工程のことを考えながら仕事を進めています。
生体情報モニターAndroidアプリ(VIMMS)の開発
ユーワークスが開発に関わった生体情報モニター「VIMMS」は、BLEの通信技術を用いた完全無線の生体情報モニターで、災害現場など可搬性が問われる現場での活用が期待されています(参考URL:https://youworks.jp/topics/1107/)。4月には、このVIMMSを最新Androidアプリに対応できるようアップデート作業を行いました。
医療用画像処理システムの研究・開発
近年、医療現場で積極的に導入されている画像処理システム。ユーワークスも現在、DICOM形式(医用画像のフォーマットおよび通信プロトコルの標準規格)に準拠した3次元CT画像処理システムを開発しています。私はこの開発プロジェクトにおいて、プログラムの作成と、医療用画像処理に関する論文リサーチを担当しています。この分野の研究は海外が先んじているため、論文のほとんどが英文である上、読解にはITと医療の双方の知識が必要とされます。医学について研究するのは初めての仕事であり、難しい挑戦ではありますが、「IT以外の学術的な専門知識も身に付けたい」と考えたことが入社動機だった私にとって、非常にモチベーションの上がる仕事となっています。まだまだ勉強中ですが、「IT×医療」のスペシャリストを目指し、スキルを磨いていきたいと思います。
4月は在宅勤務でした
新型コロナウイルス対策のため、4月のユーワークスは原則的に全社員が在宅勤務を行いました。もともとユーワークスは育児中の社員をサポートするため、SlackやZoomを使用したリモートワーク体制を整えていたため、ほとんど違和感なく在宅勤務を実践できていると感じます。社員同士が顔を合わせる機会は減りましたが、メディカルエンジニアリング部では先日、新人歓迎会を兼ねてZoomを活用したリモート飲み会を開催。想像以上に盛り上がり、コミュニケーションを深めることができました。
入社して8ヶ月が経ちました
2019年10月に入社して約8ヶ月が経ちました。私は大学・大学院でITを学んだ後、Web系の企業に就職したのですが、「長期的なキャリア形成に向けて、システム開発やWebサービスだけにとどまらない、学術的な専門知識を身に付けたい」と考え、大学時代にアルバイトをしていたユーワークスに転職しました。当社を選んだもう一つの理由は、この会社が社員一人ひとりに向き合い、各自に合った働き方を提案してくれるところ。私の場合は持病があるため、柔軟な勤務スタイルを希望していたのですが、代表の吉本さんが快く受け入れてくださいました。この会社と縁があったことに感謝しています。